孟宗筍栽培記念碑

住所 東京都品川区小山1-5-14

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ご紹介

 廻船問屋を営む山路治郎兵衛が、寛政元年(1789)芝の薩摩藩上屋敷から孟宗竹を入手し、この地にあった別邸で栽培し、株を荏原や目黒の農家に分け、やがて筍の一大産地となった。この碑は治郎兵衛没後の一回忌(文化3年-1806-)に息子三郎兵衛によって建てられたもの。
 明治においても筍は周辺農家の大きな収入源であり、明治35年(1902)のある農家の現金収入の4分の1が筍によるものであったとの記録もある。