日本音楽高等学校1号館(旧池田菊苗邸)

住所 東京都品川区豊町2-16-12

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ご紹介

1925(大正14)年、池田菊苗の住居兼研究室として建築されたものであり、木造住宅がまだ多かった時代、東京郊外に建てられた最新鋭の技術である鉄筋コンクリート造の住宅は、大変人目を引いたことでしょう。第二次世界大戦の戦火を免れて焼けずに現在に至っています。

(日本音楽高等学校ホームページ「1号館の歴史」より)

歴史的・魅力的建築物

1925年に建てられた鉄筋コンクリートの洋館。池田菊苗は東京帝国大学理学部化学科の教授で、うま味成分であるL-グルタミン酸ナトリウムの発見者です。見どころは玄関部や1階の応接室。曲線や幾何学による独特の装飾で彩られており、造り付けの家具や照明器具が当時のまま残っています。

※区内にある歴史的・魅力的建築物の1日限りの公開イベント「オープンしなけん2019」対象スポット